交通事故による精神の後遺障害

最近、交通事故の発生や大きな自然災害、暴力や犯罪被害等によってその被害者が精神的な後遺障害を引き起こすケースが増加しています。特にここ10年間で発生した極めて大きな自然災害である東日本大震災や去年の熊本地震においても被災者はもちろん、復旧等に従事していた警察官や消防士、自衛官などが同様の精神的な後遺障害を負ったケースも数多く確認されています。精神的な後遺障害とは日常生活の中で突然怖い体験を思い出したり、不安や緊張が続いたり、めまいや吐き気や頭痛を引き起こす、眠れない、といったような症状があります。

これらの症状は大きな被害を受けてから数日や1週間ぐらいにはよく起きる症状ではあります。しかしこれらの症状が数週間や数か月、ひどい場合によっては何年間も経った後に突然これらの症状が発生することがあります。このような場合は心的外傷後ストレス障害(PTSD)やうつ病と呼ばれる精神的な病気である可能性があります。これらの精神的な病気の被害例が報告されたのは1995年の阪神淡路大震災時であり、今では一般の人々にとっても広く知れ渡った病気の一例ではないでしょうか。

当サイトでは交通事故の被害でこれらの精神的な病気を引き起こした際の対応方法や、加害者側への請求について紹介します。またそもそもである心的外傷後ストレス障害やうつ病についても説明します。どのように対応すれば良いのか、加害者側への請求の仕方について知るのは、交通事故に遭遇した際、適切な対応を取るのに重要です。